日本人は糖質を摂りすぎている
ちなみに、日本人の糖尿病は、ほとんどが「2型」で、生活習慣が原因。その生活習慣の最たるものが糖質の摂りすぎです。
本来、糖質を摂りすぎても、インスリンというホルモンが出てブドウ糖を処理してくれるので、血糖値が上がりすぎることはありません。しかし、長く糖質過剰摂取の生活を続けていると、インスリンの働きが悪くなって血糖値が上がっていき糖尿病を発症します。
糖尿病は合併症の腎臓病が大問題であることは、これまでずっと述べてきました。
糖質の過剰摂取は、糖尿病を発症するという側面からも、AGEを増やすという側面からも、腎臓にはとても悪いのです。
ご飯のおかわりや大盛りは避け、パン、麺類などの炭水化物も今より減らしていくといいでしょう。
血糖値を爆上げし血管をボロボロにする液体
体内でAGEをつくらないようにするために、絶対に遠ざけなければいけないのが、ジュースなど清涼飲料水の「液体の糖質」です。
同じ糖質でも、米飯ならば噛んで消化して……という作業を経て、小腸から血液中に吸収されます。しかし、液体の糖質は、そうした手間を必要としないので、急ピッチで吸収されてしまいます。そのため、血糖値も急激にドカンと上がります。
急激にドカンと血糖値が上がれば、血中に溢れているブドウ糖とタンパク質がどんどん結びつき、AGEをたくさんつくりだします。
しかも、市販のジュースなどの清涼飲料水には、想像以上の糖質が含まれています。たとえば、500ミリリットルのコーラには、角砂糖14個分もの糖が含まれています。
また、一見、健康によさそうな野菜ジュースや果汁100パーセントジュースにも糖質がいっぱい。「飲み物」は、その成分を注意深くチェックする必要があります。

