2021年、勉強熱心なビジネスパーソンはどんな本を読んでいたのか。読書家が集まる本の要約サイト「flier(フライヤー)」で、2021年にアクセス数の多かったベスト20冊を、同サイトの編集部が紹介する。
新年の装飾
写真=iStock.com/zepp1969
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第1位:『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』(塚本亮著、明日香出版社)
第2位:『学びを結果に変える アウトプット大全』(樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版)
第3位:『人生を変えるモーニングメソッド』(ハル・エルロッド著、鹿田昌美訳、大和書房)
第4位:『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』(ひきたよしあき著、大和出版)
第5位:『本当の自由を手に入れる お金の大学』(両@リベ大学長著、朝日新聞出版)
第6位:『1分で話せ』(伊藤羊一著、SBクリエイティブ)
第7位:『科学がつきとめた「運のいい人」』(中野信子著、サンマーク出版)
第8位:『人は話し方が9割』(永松茂久著、すばる舎)
第9位:『やめる時間術』(尾石晴(ワーママはる)著、実業之日本社)
第10位:『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』(越川慎司著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)
第11位:『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』(八木仁平著、KADOKAWA)
第12位:『心理的安全性のつくりかた』(石井遼介著、日本能率協会マネジメントセンター)
第13位:『完訳 7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著、フランクリンコヴィージャパン訳、キングベアー出版)
第14位:『「空腹」こそ最強のクスリ』(青木厚著、アスコム)
第15位:『世界最高の話し方』(岡本純子著、東洋経済新報社)
第16位:『「具体⇄抽象」トレーニング』(細谷功著、PHP研究所)
第17位:『説明の一流、二流、三流』(桐生稔著、明日香出版社)
第18位:『ブレイン メンタル 強化大全』(樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版)
第19位:『「後回し」にしない技術』(イ・ミンギュ著、吉川南訳、文響社)
第20位:『なぜか好かれる人がやっている 100の習慣』(藤本梨恵子著、明日香出版社)

※本の要約サイト「flier」の有料会員を対象にした、2021年の閲覧数ランキング

仕事のスイッチが入らない人に伝えたい「自分をラクに動かす方法」

2021年の第1位は、『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』でした。

塚本亮『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』(明日香出版社)
塚本亮『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』(明日香出版社)

新型コロナの緊急事態宣言が明けてからも、出社とテレワークを併用しているビジネスパーソンは多いでしょう。テレワークで仕事を始めるときになかなかスイッチが入らない、オン・オフの切り替えが難しいという人にうってつけの一冊です。

紹介されるのは、「やれない人」が「すぐやる人」になるための「自分をラクに動かす方法」。ポイントは、自分を自然と行動させるような習慣を身につけることです。

例えば「意志の力に頼るのではなく、誘惑のない環境を作る」。著者はケンブリッジの大学院に通っていた頃、大学の図書館で勉強するようにしていました。周りがみんな勉強している環境にいれば、自然と自分も頑張れるからです。

あなたも今日から、誘惑に打ち勝つことよりも、誘惑されない環境を作ることを優先しましょう。「資料を作るときは、スマホの電源をオフにする」「帰宅したら、テレビをつける前に入浴する」などとルール化するのもいいかもしれません。

「すぐやる人」になれる習慣がたっぷり詰まった本書。「2022年こそすぐやる人になる」と決意したなら、今すぐ読んでみましょう。