毎月、新たに発売されるビジネス書は約500冊。いったいどの本を読めばいいのか。読書家が集まる本の要約サイト「flier(フライヤー)」で、2月にアクセス数の多かったベスト20冊を、同サイトの編集部が紹介する――。
白い雲が浮かぶ青い空
写真=iStock.com/NAimage
※写真はイメージです
第1位:『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』(大平信孝著、かんき出版)
第2位:『大人の雑談力』(桐生稔監修、リベラル社)
第3位:『なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」(ハンディ版)』(佐藤伝著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)
第4位:『エフォートレス思考』(グレッグ・マキューン著、高橋璃子訳、かんき出版)
第5位:『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』(柿内尚文著、かんき出版)
第6位:『超ファシリテーション力』(平石直之著、アスコム)
第7位:『誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法』(白濱龍太郎著、アスコム)
第8位:『こうやって、考える。』(外山滋比古著、PHP研究所)
第9位:『怒らないこと』(アルボムッレ・スマナサーラ著、大和書房)
第10位:『世界最高のコーチ』(ピョートル・フェリクス・グジバチ著、朝日新聞出版)
第11位:『一瞬で心をつかみ意見を通す対話力』(ひきたよしあき著、三笠書房)
第12位:『「数値化」仕事術』(三木雄信著、PHP研究所)
第13位:『要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑』(F太/小鳥遊著、サンクチュアリ出版)
第14位:『幸せのメカニズム』(前野隆司著、講談社)
第15位:『世界のマーケターは、いま何を考えているのか?』(廣田周作著、クロスメディア・パブリッシング)
第16位:『なぜかうまくいく人の気遣い 100の習慣』(藤本梨恵子著、明日香出版社)
第17位:『セールスコピー大全』(大橋一慶著、ぱる出版)
第18位:『史上最高にわかりやすい説明術』(深沢真太郎著、秀和システム)
第19位:『神モチベーション』(星渉著、SBクリエイティブ)
第20位:『人は聞き方が9割』(永松茂久著、すばる舎)

※本の要約サイト「flier」の有料会員を対象にした、2022年2月の閲覧数ランキング

先延ばしを防止する「仮決め・仮行動」

今月の第1位は、『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』でした。

大平信孝『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』(かんき出版)
大平信孝『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』(かんき出版)

運動を始めたいと思っているけど、「ジムでトレーニングするか、自宅周辺を走るか」「ウェアやシューズを用意しなければ」などと考えているうちに面倒になり、先延ばしにしてしまう――。そんなあなたには、本書をおすすめします。

本書によると、つい先延ばしにしてしまう人には「仮決め・仮行動」が効果的。運動を始めたいなら、とりあえず動きやすい服に着替えて、5回でも10回でもいいから腕立て伏せや腹筋をしてみるのです。

仮決め・仮行動する気にもなれないなら、10秒でできる「10秒アクション」を試してみましょう。「シューズを履く」「ランニングウェアに着替える」だけで十分です。小さな成功がきっかけとなり、その後の行動につながるでしょう。

本書にはこれ以外にも、あなたの行動を制限する「行動ブレーキ」を外す方法や「集中しているときに限って話しかけられ、集中力が途切れてしまった」をなくす方法、時間をうまく使う方法なども紹介されています。すぐやる人になりたいなら、まずは今すぐ要約を読むことから始めてみてください。