効率的に筋肉をつけるには、なにが重要なのか。パーソナルトレーナーの山本義徳氏は「筋トレの効率を上げるためにはプロテインなどのサプリメントを取り入れたほうがいい。その場合、トレーニングの有無にかかわらず、毎日決まった量を摂取するべきだ」という——。

※本稿は、山本義徳『最高の健康 科学的に衰えない体をつくる』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

ボディビルダーが自分のプロテインシェイクを作っている
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普段の食事だけで必要な栄養すべてはまかなえない

筋肉がつくメカニズムを説明したとき、筋トレを行うだけでは筋肉を増やすことはできず、十分な休養と筋肉を増やす材料となる栄養が必要と言いました。しかし、実際のところ、その栄養をすべて食事で摂るのは困難です。

たとえば、筋肉を増やすために必要なビタミンCをレモンだけで摂取するには1日で1kg近くのレモンを食べなければならず、ほかにも筋肉にとって重要なタンパク質やアミノ酸など、すべてを食事から摂ろうと思ったら、膨大な量のメニューを食べなければなりません。

そこで、食事だけでは不足しがちな栄養素を補ってくれるものが、サプリメントです。

サプリメントとは、直訳すると「補うもの」という意味ですが、日本では「栄養補助食品」の総称として使われています。というのも、日本語のサプリメントはアメリカの食品区分の一つである「dietary supplement(栄養補助食品)」を略したものだからです。

また、人によっては、サプリメントは病気を治してくれる薬と勘違いをしていることもあるかもしれませんが、あくまでも栄養補助食品。食事で不足しがちな栄養素を補ってくれるものですので、医薬品とはまったく異なります。