1982年、グループ企業のホテルからフランス料理のシェフを招いて、本格的なフレンチを提供する社員食堂をオープン。以来、約30年間「楽しく、おいしく」をモットーに、社内コミュニケーションの充実、モチベーションの向上に役立ってきた。ビュッフェ方式ながらフルコースメニューが420円。メニューのバリエーションは100種類、日替わりで供される。前日予約制。
1982年、グループ企業のホテルからフランス料理のシェフを招いて、本格的なフレンチを提供する社員食堂をオープン。以来、約30年間「楽しく、おいしく」をモットーに、社内コミュニケーションの充実、モチベーションの向上に役立ってきた。ビュッフェ方式ながらフルコースメニューが420円。メニューのバリエーションは100種類、日替わりで供される。前日予約制。

一方、日本では昭和50年代にすでに「社員間のコミュニケーション」「愛社精神の醸成」等、ソフトインテリジェンス的な目標を掲げてフレンチレストラン並みの設備を持つ社員食堂が登場している。天然由来の合成甘味料トレハロースなどで知られる岡山県の化学製品メーカー林原は1982年、グループ企業のホテルからシェフを招いてビュッフェ方式の社員食堂「林原レストラン」をオープンした。

総務アメニティー等を担当する取締役の秋山眞佐篤さんが、当時の事情を振り返る。

「ちょうどマイカーの普及が進んだころで、我々のような地方の企業では自動車による通勤が増え、日本のサラリーマンには必須ともいえる“飲みニケーション”が難しくなっていました。そこで社員同士のコミュニケーションの円滑化を図るために、社長の鶴の一声で、新しい社員食堂づくりが決まったんです」

(Kuma*=撮影)