社員食堂が社員に有効に活用されるかどうかのカギを握るのは給食サービス業者だ。前出のカルピス社員食堂の店長、西洋フード・コンパスグループ、山口晴生さんは「同じ顔ぶれの1000人近いお客様がほぼ毎日来店する。一般の飲食店では考えられません。お客様が飽きずに満足してもらえるかが永遠のテーマです」と社員食堂ならではの難しさを説明する。

業界大手のシダックスでは、利用者のニーズが最近変わってきたと分析。

「ここ数年、女性社員の意見を社員食堂に反映させる傾向が強まっています。その結果、サラダなどの野菜を豊富に取り入れたり、スイーツを充実させる企業が増えました」と広報部。優秀な社員を確保するため、社員食堂を福利厚生の目玉にしようとする姿勢を感じるという。