「新しい生活様式」で考えるべき保険

新型コロナウイルスの感染拡大により、私たちの日常生活は激変しました。

その1つが「新しい生活様式」と言えますが、個々人にとって、新型コロナウイルスという新しいリスクにどう対応するかは切実な問題です。

リスクへの対応方法には、損害の発生を予防・防止するために活動を行う「リスクコントロール」と、損害の発生を予想して、損害額を補てんする「リスクファイナンシング」の2つがあります。

感染予防のために手洗いやマスクをしたり、外出を自粛したり、在宅勤務・テレワークに切り替えたりといった行動変容は前者に該当します。

一方、後者は、リスクが発生した場合の経済的損失にどう備えるかということです。「保険に加入する」ことは、まさに代表的なリスクファイナンシングと言えますね。

保険といえば、ウイルス感染の拡大で、ネット生保への医療保険など、生命保険への問い合わせや加入が急増したという報道もありました。

ステイホームで時間に余裕ができ、保険への加入や見直しを検討した方やこの病気にかかったときの自分や大切な人を守りたいと感じた方が多かったのでしょう。