パンデミックはいつ「収束」するのか

「ステイホーム」期間中、旧作ドラマにハマった人も多いだろう。TV各局が過去のヒット作品の再放送で急場をしのぐなか、異例の高視聴率を記録したのが「JIN-仁- レジェンド」だった。週末午後の時間帯に、2桁台を記録。質の高い作品なればこそだが、現代の医師が江戸時代末期にタイムスリップし、コレラや梅毒、結核などの感染症から人々を救う筋書きに、多くの人が現代のわが身を重ね合わせ、励まされたのだろう。

5月25日、日本では緊急事態宣言が全国で解除。自粛生活にんだ人々が初夏の陽気に誘われて街に繰り出すなか、先にロックダウンを解除した国々からは、再び感染者が増加しているニュースも聞こえてくる。秋以降の第2波の影響への不安もぬぐえない。

明るい日差しのなかにいる、マスクを着用した女性
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いったいいつまで「with コロナ」の生活を送らねばならないのか、それが世界中の人々の正直な実感だろう。今回のようなパンデミックは、何をもって「収束」といえるのか。特効薬や予防ワクチンができるのを待つのか、それとも新型コロナウイルスが地球上から消え去るまで待つのか。そんな思いから、過去の人類と感染症との関わり方を振り返ってみた。