山本権兵衛:1852~1933。薩摩藩士として戊辰戦争に従軍。勝海舟に感化され、海軍兵学寮に学ぶ。40代半ばで海軍大臣に就任し、日本海軍の近代化に尽力、日露海戦の勝利に貢献した。第16代、22代内閣総理大臣。
小説『坂の上の雲』の中で、人物名が目次に登場するのは秋山真之と山本権兵衛の2名のみである。山本権兵衛は、西郷従道の信頼のもと、日本海軍の構築にその手腕を存分に振るう。ドラマ『坂の上の雲』で山本権兵衛役を演じる石坂浩二さんは、「いまだからこそ求められている人物像がそこにある」と語る。
信念をもって断行したリストラ
俳優
石坂浩二
1941年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部在学中にTVドラマ、「七人の刑事」で俳優デビュー。代表作に「ありがとう」シリーズ、「犬神家の一族」「開運!なんでも鑑定団」など。NHKドラマ「坂の上の雲」では山本権兵衛役を演じる。ナレーター、演出家、翻訳家、画家、料理家としても活躍。
石坂浩二
1941年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部在学中にTVドラマ、「七人の刑事」で俳優デビュー。代表作に「ありがとう」シリーズ、「犬神家の一族」「開運!なんでも鑑定団」など。NHKドラマ「坂の上の雲」では山本権兵衛役を演じる。ナレーター、演出家、翻訳家、画家、料理家としても活躍。
日本の歴史の中で、国家の土台がつくられたのは「明治の力」が大きかったと思います。司馬.太郎さんが書かれた幕末から明治にかけての人物の思想が流れているからこそ、我々がいまここにいるのだと感じます。
山本権兵衛は、仮想敵と戦った場合に負けないだけの物質的戦力と人的組織をつくらなければならないという使命を感じ、日清・日露戦争の期間を通して、それに没頭しました。少ない戦力で日本の植民地化を防がなければならないという逆境の中で、後ろ盾となっていた西郷従道はもちろん明治政府も、権兵衛の意思を尊重していました。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント

