職場のアドラー心理学で、しっかり断る勇気を持つ

「これ、やっといてね」。組織に所属していると、上司から仕事を押し付けられることはあるでしょう。上から振られた仕事だからといって、必ずしも自分がそれを担う必要はありません。

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自分の課題だと思うなら自分がやるし、相手や他人の課題だと思うなら彼らにそれを渡す――これはアドラー心理学にある「課題の分離」という発想です。今の自分がやるべき仕事なのか自分の目標や興味関心と照らし合わせて考えたうえで、「自分の課題ではない」と思ったら断ったっていい。嫌われることを恐れなくていいのです。

アドラーは、愛のタスク・交友のタスク・仕事のタスクを「人生のタスク」と表現します。これらが自分のもとにやってくるたびに、今の自分にとって課題だと思うなら、やるときはやる精神で向き合おうとアドラーは伝えています。