基本は「素直に謝る」。相手によっては例外も

会社のトイレや給湯室で噂話に花を咲かせていたら、本人やその関係者に聞かれてしまった……。自分ではそのつもりはなくても、「陰口を叩かれた」と受け取る可能性も。

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そんな「気まずい」としか言いようのない状況が我が身に起きたら、その後どんな対応をとるのが適切なのでしょうか。

悪口は言われた本人を傷つけるのはもちろんですが、それだけではありません。場合によっては、言った側の信用がなくなる可能性もあります。だからこそ、基本的には「素直に謝る」のがベターな対応といえるでしょう。

たとえ自分が率先して言ったわけではなく、一緒にいた人物が言い出しっぺだったとしても、話題に乗っかって盛り上がっていたのは事実です。他罰的な気持ちを持つことはやめましょう。

ここでは、悪口を言った相手の性格や距離感、関係性などを踏まえた対処法を紹介します。大きく3つのタイプに分けて考えてみましょう。

まず、比較的コミュニケーションしやすい相手の場合。かろやかに謝るのがコツです。「ごめんなさい。さっきトイレで話していたことなんですけど、ノリで言ってしまいました」というように、言い訳をせずにシンプルに。一言目に「ごめんなさい」と謝罪の言葉を伝えることです。

逆に「さっきはすみません、本当にすみません。あんなことを言ってしまい、本当に申し訳ありませんでした。許していただけませんか。どうしてあんなことを言ったのかというと……」などと、この世の終わりかのように過剰に謝り、言い訳を添えるのはやりすぎです。

「そこまで謝らなくても」と、余計に気まずさを感じる可能性も。謝罪の言葉が長くなればなるほど、誠意は伝わりづらくなります。