今年6月、中国が人民元の通貨レート弾力化に踏み切った。中国の経済力から考えて人民元は安すぎるとの批判に応えた格好である。
為替差損が発生したときの会計処理
人民元が本格的に上昇した場合、中国の輸出企業は痛手を負うことになる。最近は中国国内で賃上げの動きも広がっており、元高が一段と進めば、業績悪化につながる可能性が高い。しかし、政府・金融当局による大幅介入とみられる動きもあり、小幅な値動きにとどまっている。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント
(構成=高橋晴美 図版作成=ライヴ・アート)

