参院選での民主党の大敗は、菅直人首相が消費税アップの議論を始めたいと発言したことが一番の要因とされている。

しかし、消費税を議論することは、「悪」なのだろうか。

先ごろIMF(国際通貨基金)は、日本に対して来年度から消費税率を引き上げるべきとの提言を行った。そのなかで、ギリシャをはじめ欧州では財政危機問題が表面化しているが、債務残高が国内総生産(GDP)の2倍に達している日本でも不信感が高まりかねないと指摘。10年ほどかけて、消費税率を15%程度まで引き上げる案を提示した。

(構成=高橋晴美 図版作成=ライヴ・アート)