いつも上機嫌で上手くいく人は何をしているか。カウンセラーの藤本梨恵子さんは「子供が親から言われる『他人を喜ばせろ』『一生懸命やれ』は心を駆り立てる呪縛的メッセージだ。そんなものは捨てて、肩の力を抜くことが大切である」という――。
※本稿は、藤本梨恵子『なぜか機嫌がいい人がやっている100の習慣』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。
呪縛的メッセージを形作る5つのドライバー
「失敗をいつまでも悔やんでしまう」「休みたいのに休めない」「気乗りしないのに断れない」「早く物事が進まないとイライラする」「弱音をはけない」と思ったことはありませんか?
これらは、あなたを駆り立てる心の声があるからです。
それが次の交流分析の5つのドライバーです。
《5つのドライバー》
・完璧であれ
・一生懸命やれ
・他人を喜ばせろ
・急げ
・強くあれ
心理学者のテイビー・ケーラーは、子どもを行動に駆り立てるメッセージを「ドライバー」と名付けました。ドライバーには「駆り立てる」という意味があります。
子供は親の保護がなければ生きられないので、親の期待に応え、愛されようとします。
そして、親の言葉=親の価値観に合った行動すればOKという信念が生まれます。
信念通りにできないと、怒りやストレスを感じます。だからドライバーは自分を駆り立てる心の中の親の声であり、呪縛的メッセージなのです。
5つのメッセージは悪い信念ではありませんが、過剰に駆り立てられると自然体でいられず、人生そのものを楽しむことができません。
この呪縛から解放されるためには、まず、ドライバーを持っているということに気づくことが大切です。
貧乏ゆすりなど治したい癖も気づいていなければ治せません。
人は気づいたことしかコントロールできないからです。
気づいたら、この自分を駆り立てる心の声を緩めるアロアー(許可するもの)を使っていくことが大切です。
次にその方法について、説明していきます。
自分を駆り立てる声に気づこう!

