長話を上手く切り上げる人はどんな話し方をしているか。カウンセラーの藤本梨恵子さんは「『時間がない』『次があるので』と話を引き上げると、相手に冷たい印象を与えかねない。うまく長話を切り上げるには、相手の話の区切りがついたところで、話をまとめたり、相手を気遣い、フォローをするといい」という――。
※本稿は、藤本梨恵子『なぜか機嫌がいい人がやっている100の習慣』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。
お願い上手の人が使っている語尾
本当に自立した人とは、自分ができないことを人にお願いできる人です。
そのためには、相手に気分よく引き受けてもらう言葉選びが大切です。
A「その窓、開けてください」
B「その窓、開けてもらってもいいですか?」
どちらのお願いの方が、快く引き受けられますか?
多くの人はBなのではないでしょうか?
両方とも、言っていることは「窓を開けてほしい」ということです。でもAは命令で、自分に選択権はありません。
人は命令されるのが嫌いです。自分で意思決定をしたいのです。
Bは語尾が質問系なので、断ることもできます。つまり、自分に選択権があります。
実は、Bも間接的には命令です。これは心理学では「命令挿入」といい、相手に抵抗なく同意してもらえる言い回しです。
A「その窓、開けてください」→直接的な命令で選択権もなく、反発を覚える
B「その窓、開けてもらってもいいですか?」→間接的命令で、同意しやすい
相手に必ず実行して欲しいことほど、断れないように命令形になりやすいものです。これは「自ら相手に貢献したい」という気持ちを引き出せず、「やらされ感」が強くなってしまい、あなたへの「反感」も強まります。
だから、相手の協力を仰ぎ、気持ちよく引き受けてもらうためには語尾を質問系にする方が賢明です。人に好かれたり、協力者が多い人はお願い上手なのです。
依頼上手は自分の負担も少なく、気分よく過ごせるのです。
語尾を質問系にしよう!

