会議できらりと光る人になる。5つの秘技を駆使すれば誰もがうなり、一目を置く……はず。

ノープランでも大丈夫「会議で頭をよく見せる方法」

会議は真剣勝負の場。ご承知のとおり、会議でもっとも大切なのは、何かを決めたり議論を深めたりすることではありません。参加者に「この人、頭いいな」と思わせることです。5つの秘技を駆使して、頭がいい、デキそうなビジネスパーソンのフリをしましょう。

【秘技その1】わかっていそうな所作で、奥深さを表現する

頭をよさそうに見せるいちばんの近道は、頭がよさそうな所作を心がけることです。

写真=iStock.com/itakayuki

会議で言えば、口を半開きにしてボーッと聞いていたら、どんなに鋭い意見を持っていたとしても、頭がよさそうには見えません。話の内容がわかってもわからなくても、相手の目を見ながら大げさにうなずきます。話の流れに合わせながら、口の半分だけを動かしてニヤリと笑ったり、腕組みをして考え込んでいる素振りも織り交ぜたいところ。

手元では、とにかくノートにペンを走らせましょう。意味のある内容を書く必要はありません。たまに動きを止めて、少し首をかしげながら、同じ場所をペン先でトントン叩いてみるのが効果的です。

自分が発言するときも、大切なのは態度や所作。細かい内容なんてどうせ誰も聞いていません。まずは話し始める前に、参加者全員の顔を舐めまわすように見て、落ち着きと自信を印象づけましょう。その後も、決してうつむかず、参加者の顔を順番に見ながら話すと、たとえスカスカの内容だったとしても「あの人の発言はなかなかよかった」というイメージを抱いてもらえるはずです。