土日だけをプログラミングの仕事に
その一人が、かつて税理士法人に勤務していたWEBエンジニアの早川晋平さん(25歳)だ。どんな仕事を受注しているのだろうか。
「僕の場合は、前職の関係から税理士などの『士業』の方々のホームページ制作をすることからプログラミングの仕事をスタートしました。今はイベント向けの特別サイトをデザインしてほしいという依頼が多いですね。だいたい1週間で3件、合わせて23万円ほどの売り上げになります」(早川さん)
会社や役所など大組織のシステム構築を仕事とするSEは基本的にオフィスに詰めて作業を行うが、早川さんのようなWEBエンジニアは自宅のPCで作業することができる。
早川さんは独立起業を目指して、現在はフリーの立場でdiv社の法人営業を手伝っているが、税理士法人に勤めていた時期には土日だけをプログラミングの仕事に充てていたという。技術さえ身に付ければ、サラリーマンや主婦にも手が届きそうな副業である。
(撮影=大杉和広)