「女性たちがチャンスをつかみ、活躍するためには?」
そんなテーマのもと、キャリア支援や企業ブランディングのプロと、プルデンシャル生命保険が手を結んで立ち上げた「Make a Chance Project(メイク・ア・チャンス・プロジェクト)」。
プルデンシャル生命で活躍する女性ライフプランナーたちに調査とインタビューを行った結果、女性がチャンスをつかんで輝くための「成功法則」が見えてきました。営業職はもちろん、あらゆる職種・ポジションの女性にとって成長のヒントとなる「10の法則」を、5回に分けてご紹介します。

法則(7)大きな決断は、99%直感に従う

チャンスが訪れていることがわかっていながら、なかなか決断がつかず、逃してしまうことがあります。あるいは、自分の判断に自信が持てず、他の人の意見に流された結果、あきらめてしまう人もいます。

あとになって「やはりチャレンジしておけばよかった」と悔やまないためには、自分の直感を信じて行動を起こすことも大切です。自分の信念にもとづいて決めたことであれば、途中で迷うことも少なく、走り続けることができるでしょう。直感を信じて大きな決断を下してきた女性たちは、なにを根拠として、決断に踏み切れているのでしょうか。

『人生でチャンスをつかむ女性の10の法則 』プルデンシャル生命 チーム「Make a Chance(メイク ア チャンス)」(著)プレジデント社刊
◆江森陽子さんの場合

「時間を『コスト』と捉えています。迷っている時間はもったいない。タイムイズマネーと言われるように、時間はお金を出して買ってもいいくらい価値があるものだと考えています。人間って不平等なことがいっぱいあるけれど、持っている時間だけはだれもが平等。なるべく有意義に活用したほうがいい。人生とは決断の連続です。朝、目覚まし時計が鳴ったらすぐ起きるのか、あと10分寝るのか。ランチはどこで、なにを食べるのか。常に決断を迫られ、自分の迷いと戦っています。人は1日のうち、1万回以上の決断をするといいます。それら一つひとつの決断スピードを意識して上げていくことで、どんどん効率的になり、直感力も養われると思います」

◆根岸由佳さんの場合

「結婚後、仕事を辞めて専業主婦として日々を過ごしていた時期、情熱を注げる夢がないことがいかに苦しいことかを実感したんです。そこで、FXのデイトレード、ネットショップ運営、フラワーアレンジメント教室のお手伝い、フラワーショップでのアルバイト、派遣の営業事務など、興味がわいたものにいろいろとチャレンジしてみました。どれもしっくり来ずに模索を続けているとき、ライフプランナーという仕事に出会い、『自分が輝けるのはこのステージ』と直感。すぐに入社を決めました。さまざまな経験をしたからこそ、本当に自分がやりたいことに出会ったとき、迷わず選ぶことができたのだと思います」