年々、疲れがたまりやすく、朝、起きられなくなってきた……。そんな人は、帰宅後の過ごし方を見直してみましょう。

帰宅後、疲れをとる最も効果的な方法は?

「1日中営業で歩き回ってくたくた」「会食で得意先に気を使ってくたびれた」……。心身ともに疲れて帰宅すると、睡眠時間を少しでも多くとりたいがために、お風呂はシャワーですませたり、朝、出がけにシャワーを浴びるだけ、という方もいらっしゃるかもしれません。

私が入浴剤メーカーに勤務しているから言うわけではありませんが、疲労を回復させたいなら、睡眠時間を削ってでも、夜は湯船につかったほうがいい。理由は後述しますが、シャワーだけでは疲れはとれません。特に出張やゴルフなどでハードな1日を過ごしたときほど、入浴は絶対。ゴルフ場にもお風呂はありますから、短時間でもつかってください。

睡眠改善インストラクター 石川泰弘氏●温泉入浴指導員。バスクリン広報責任者として勤務する傍ら、疲労回復についての研究を行うため、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科博士課程にも在籍中。『たった一晩で疲れをリセットする睡眠術』ほか著書多数。

とはいえ、実は、入浴だけでとれるのは精神的な疲れだけ。肉体的な疲れは良質な睡眠がないと解消できません。言ってみれば、入浴は「良質な睡眠のための準備の場所」なのです。ビジネスと同じで、この準備なくしてよい結果はありえません。