週末はお取引先とゴルフをすることが多いのですが、「ただでさえ平日忙しいのに、週末もゴルフなんて」と、わが家ではよく妻に怒られます。そんなとき、先様からいただいた手土産が妻の口に合うものだと、機嫌が直るんです。お取引先も同じような状況ではないかな、と思うと、手土産選びは自然と「奥様やご家族が喜びそうなもの」になりますよね。「1日、ご主人をお借りして申し訳ありませんでした」というお詫びの意を込めて選んでいます。

京橋千疋屋の「フルーツゼリー」は、わが家でもいただいて好評だった品です。フルーツが嫌いな方はあまりいないと思うのですが、果物そのままは持ち歩きにくい。ゼリーだと手軽ですし、日持ちもします。果肉が入っていて美味しいんですよ。

ザ・キャピトルホテル 東急内のORIGAMIの「バナナブレッド」は、バナナ本来の味が楽しめるしっとりとしたブレッドです。お子様でも食べられますし、切り分けていただけるので、人数が多いご家庭の場合にもお渡ししやすいですね。

Adecco Groupの本社があるスイスにちなみ、リンツの「焼き菓子ギフトボックス」もお持ちすることが多い品。同社は170年の歴史を誇る、スイスのプレミアムチョコレートブランド。濃厚なチョコレートの味わいが楽しめる「リンドール」とサクサクのサブレとの詰め合わせは、ブランデーなどにも合いますから、お酒好きの方にもお勧めです。


京橋千疋屋 フルーツゼリー

京橋千疋屋 フルーツゼリー

9個入り3240円(税込)/1881年創業の老舗フルーツ店のロングセラー商品。ゼリーは苺、伊予柑、マスカット、グレープフルーツ、ラフランス(または白桃)の5種。甘すぎず、それぞれの果肉の味や食感を感じられる。

 

ORIGAMI バナナブレッド

ORIGAMI バナナブレッド

Sサイズ1050円、Lサイズ1280円(税込)/東京・永田町のザ・キャピトルホテル 東急内のペストリーブティック「ORIGAMI」で、1963年の創業以来、40年以上にわたり愛されている看板商品。Sサイズは完熟バナナ1.5本、Lサイズは2本をたっぷり使っており、芳醇なバナナの香りと、しっとりふんわりした食感が特徴。バターを使わず、開発当時のレシピを忠実に守っている。

 

リンツ ショコラ カフェ 焼き菓子ギフトボックス(ミニサブレとリンドール)

リンツ ショコラ カフェ 焼き菓子ギフトボックス(ミニサブレとリンドール)

2970円(税込)/「リンドール」は1949年にチョコレート職人が生みだした、同社を代表するチョコレート。球体のチョコレートのなかに、なめらかにとろけるチョコレートを詰めた2層のチョコレートが楽しめる。サブレはチョコレートをふんだんに使った「ショコラ」と「ナチュールショコラマカダミア」の2種。

アデコ社長 川崎健一郎(かわさき・けんいちろう)
1976年、東京都生まれ。青山学院大学理工学部卒業後、ベンチャーセーフネット(現VSN)入社。2010年社長に。12年VSNがAdecco Group Japanの一員となり、アデコ日本法人の取締役に。14年から現職。Spring Professional Japan取締役、VSN社長も兼務。
(束田勝広=撮影)
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