アメリカや中国など、海外の事業所は8カ所あり、海外出張にもよく行きます。手土産は、先方の口に合わなくても、誰かにあげやすい「食べ物」を基本としているのですが、海外の場合、まず「税関を通る」というハードルが立ちはだかります。特にアメリカは厳しく、今までにカップラーメンやレトルトカレーも没収されてしまいました。

悔しい思いをしながらたどりついたのが、一保堂茶舗の日本茶です。ネーミングもいい高級茶の玉露「天下一」をお渡ししていますが、玉露はお湯の温度を60度まで下げて入れないと、美味しさが引き出せません。煎茶なら80度なので、少し冷ますだけ。そこで忙しそうな方には煎茶の「嘉木」「薫風」を選んでいます。

(束田勝広=撮影)
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