梅干しには思い入れがあります。私の出身は東京ですが、創業者である祖父の生まれは和歌山。そのため、子供のころから毎日梅干しを食べさせられていました。疲れがとれるとはいえ、昔ながらの梅干しですから、酸っぱいししょっぱいし。だからあまり好きではなかったんです。ところが、秘書に勧められて岩惣の「一粒梅」を食べてみたら、酸味や塩分を抑えていて、食べやすい。これなら年齢を問わず食べられるし、お茶受けにも、辛党の方の酒のアテにも、ご飯の供にもなる。個包装なうえ、4種類の味が楽しめるので、贈答用にぴったりだと感じ、よく購入しています。

日本橋錦豊琳の「かりんとう詰合せ」も、ちょっと変わっていて気に入っている品。きんぴらごぼう味や野菜味など、かりんとうの概念を覆す味。甘すぎず、どれもサクサクとスナック感覚で食べられるのがいい。

(束田勝広=撮影)
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