この日のために、ダートマスのラグビージャージを取り寄せましたよ。え、野崎さんのエール大学のジャージ、当時のものなんですか。よく保存してありましたね。

中島さんと野崎さん。東京・外苑前の秩父宮ラグビー場にて。
東京・外苑前の秩父宮ラグビー場にて。

入行して3年目にダートマス大学へ留学、高校・大学と続けたラグビー部に入りました。アイビーリーグの大会に参加したところ、日本語が聞こえてきた。ダートマスには日本人の学生がほとんどいません。日本人が沢山いるぞと話しかけに行ったのが、野崎さんとの最初の出会いです。試合後の交流会でお酒を飲んだり、互いの大学を行き来して、すっかり仲良くなりました。

帰国後は金融機関のアナリストとして世界的に評価されるようになった野崎さん。僕が企画部長に、野崎さんが教授になったのを機に、外の視点から三井住友銀行がどう見えているのか、アドバイスをもらったことがありました。業界の人と話しても、どうしてもポジショントークになってしまい客観的な助言をもらうのは難しい。しかし、留学先で一緒にラグビーをした野崎さんは違う。厳しくもフェアな視点から、率直な意見をお話しいただきました。

(構成=加藤圭悟(本誌編集部) 撮影=宇佐美雅浩)