毎年、春と秋に休暇をとり、八ヶ岳でベーコンや鮭の燻製を作って20年が経ちます。燻製作りで使う鮭は、「丸赤」でその時期に一番いいものを用意してもらいます。品質がいいのはもちろんですが、職人の腕もいいので、さばいて燻製用にすべて骨を抜いてもらうのです。そんなご縁もあって、同店自家製の「特選干物」をお送りすることがあります。選び抜いた産地直送の鮮魚と塩で作られた干物は、どれも旨味が凝縮しています。

手渡しの際によくお持ちするのは、フランスの発酵バター「エシレ」の「サブレとガレット」です。よい土壌に生える牧草を食べて育った健康な牛。その乳を、代々伝わる乳酸菌を大事に使いながら発酵させて出来上がった最高級バターです。以前、妻がエシレバターを買ってきたので食べてみたところ、納得の美味しさ。そこで、このバターの香りと味をふんだんに楽しめる焼き菓子を贈るようになりました。

(束田勝広=撮影)
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