社長自ら社員の言葉に耳を傾ける

社長には2つの大きな役割があります。1つは戦略を立案して決断すること。もう1つが戦略を社員に伝えることです。いずれにしても社員とのコミュニケーションが重要です。

戦略といっても高度成長期は、それほど難しくありませんでした。経済が右肩上がりで成長して需要が伸びているため、どんな戦略でもそれなりにいい結果に結びついたからです。ところが、現在のように市場を取り巻く環境が複雑になると、戦略いかんでその会社の命運が決定されるといっても過言ではありません。