“時というものは、それぞれの人によって、それぞれの速さで走るものだ──”そんな古の格言を借りずとも、それは誰もが体感しているはず。人や時間に「隷属する」側に甘んじず、人や時間を「使いこなす」側に回るには、暦、カレンダーに囚われてはならないのだ。その生きた教科書である“彼ら”の哲学とその行動に、我々はとくと学ばねばならない。
お金よりも、時間のほうが大切
国家やその下で活動する企業では、時間の流れがきちんと定量化され、暦やスケジュールによって可視化される。そこで生きる人々は、その律儀な目盛りに従って、日々の生活を営んでゆく。
その一方で、そもそもそこに組み込まれてこなかった人々もいる。国々を渡り歩き、各地で規定された“時間”に従わない。したたかなその営為は、国や企業に頭も体も組み込まれた人々にとって理解不能の横紙破りであり、差別や迫害の対象となりがちだ。
全世界からそういった人々の代表格と見なされているのが、ユダヤと華僑という2つの集団であろう。
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