“時というものは、それぞれの人によって、それぞれの速さで走るものだ──”そんな古の格言を借りずとも、それは誰もが体感しているはず。人や時間に「隷属する」側に甘んじず、人や時間を「使いこなす」側に回るには、暦、カレンダーに囚われてはならないのだ。その生きた教科書である“彼ら”の哲学とその行動に、我々はとくと学ばねばならない。

※第1回はこちら(http://president.jp/articles/-/14715)

「自分の心理状態と時間は連動します」

華僑の人々も、時間に重きを置きつつも、決して隷属はしない。

「時は『金』なりと言いますが、華僑の方々は時間を『命』だと考えています。面会一つとっても、例えば一時間なら、その人の命の中の一時間を分けてもらっているのだ……と考えます」