ファンの声を生かしたプレミアム商品

「商品ラインナップも、1個食べ切りタイプと二連パッケージを中心に、順次揃えていきました。脂肪ゼロシリーズ、他の果肉も加えたフルーツフレーバーシリーズ、大粒のアロエ葉肉を使用したこだわりシリーズといった具合です。この夏には、スプーンのいらないドリンクタイプ『森永アロエのむヨーグルト』、ハンディタイプの『森永アロエヨーグルトハンディスタイル』も投入し、より幅広く『森永アロエヨーグルト』を楽しんでいただけるようになっています」(齋藤さん)

発売20周年記念商品「森永アロエヨーグルト シャンパンカクテルテイスト」(期間限定商品)。

発売20周年の今年は、「“みんなで見つけよう”森永アロエヨーグルト ヒミツ発見プロジェクト」という新しい試みにも取り組んだ。ファンと一緒に記念プレミアム商品をつくるために、テーマ・味・デザインを募集した。集まった約2万人の声で一番多かったのが「一日の終わりに食べるご褒美アロエヨーグルト」というもの。このコンセプトをもとに同社では、シャンパンの華やかな香りが印象的な「森永アロエヨーグルトシャンパンカクテルテイスト」を仕上げたのである。まさに、二十歳の記念のお誕生日、新成人の門出にふさわしい商品といっていい。

現在、フルーツヨーグルト市場においてアロエフレーバーの市場占有率は、他社商品も含めて約40%。このアロエフレーバー市場で「森永アロエヨーグルト」シリーズはシェア約40%を持つ。これだけの支持を得ている理由は、食感と健康・美容価値を追求する姿勢が20年間ぶれなかったことが挙げられる。一方で、フレーバーやヨーグルト、そしてパッケージについては、市場のトレンドとお客様の嗜好に合わせ、少しずつ変化させてきた。こうした企業努力が20年間愛され続けている理由に他ならない。

今後の販売戦略に関して、齋藤さんはこう語る。

「この間、母親が子供さんへという世代継続はありますが、まだ確実に新しい世代を掴みきれていません。20周年記念プロジェクトとして、小学生親子に向けた出前授業を東京、大阪、名古屋、そして福岡で行いました。こうして、次世代の子供たちに『森永アロエヨーグルト』のおいしさと食べ方を知ってほしいと思っています」

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