6代目立川談笑さん。古典落語を「ブラックに」改作して演じるのを得意としている。

先日、熊本の山鹿市にある劇場、八千代座で、立川談笑師匠とのイベントがあった。談笑さんが落語をされて、私が脳と笑いの関係についてお話しする。不思議なおもしろさに満ちた会となった。

国の重要文化財に指定されている八千代座のこけら落としは、明治44年。座敷や、天井の広告など、往事の姿を今に伝えるその存在には、お金には換算できない価値がある。一時期は老朽化して崩落の危機もあったが、地元の熱意で修復がなったという。