「褒めてほしい」タイミングをキャッチする
部下を褒めるなら、褒める言葉以上に、タイミングを誤らないでください。
なぜなら、部下がもっとも褒めてほしいタイミングで確実に褒めるからこそ、最大の効果を発揮するからです。
これは、リーダー研修で私がつねに口にしていることでもあります。
褒めるというと、たいていリーダーであるあなたが、自分の褒めたいタイミングで褒めているでしょう。間違いではありませんが、少し視点を変えてください。部下の立場で「褒める」という行為を考えてほしいのです。
たとえば、部下がある取引先との商談を成立させ、契約を取ってきたとします。これを上司であるあなたに報告する際、部下はどう思って報告すると思いますか?
おそらく「上司はどんな反応するかな?」とか「褒めてくれるかな?」と想像しながら、「きっと上司は喜んでくれる!」と思うはずです。
それなのに、あなたが「ああ、ご苦労様」といった不愛想な反応をしたらどうですか? きっと部下は「あ、こんなもんか」と萎えるのではないでしょうか。
逆に、このタイミングで「よし、よくやった! たいしたもんだ!」と一緒に喜び、褒めてあげるとどうですか?
言わずもがな、部下は「こんなに喜んでくれるんだ!」と、必ず仕事に前向きな気持ちになるし、あなたの上司としての愛情を感じるでしょう。これはあなたが部下だったときを思い出してもらえば明白だと思います。
上司と部下との信頼やつながりとは、こういうふうに同じ時間をともに喜び合って築いていくものでしょう。
リーダーが自分のことのように喜び、褒めてくれる。これほどの信頼作りはないのです。問題はあなたがやるか否か、それだけなのです。
ただでさえ褒めるリーダーは少ない。どうせなら最大の効果を狙え
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