金井牧師の著書にも登場

この男性は、抗議活動中の女を制止した警備員が6年6月、ダンプカーに巻き込まれ死亡した名護市安和あわの土砂搬出港周辺で抗議活動に参加していることが、何度も確認されていた。男性について、転覆した抗議船「不屈」を操縦していて死亡した金井氏が令和7年に出版した自著には、キリスト教主義の高校で教師を務めた後、沖縄に移住し、抗議船の船長見習いとして経験を積んでいることが紹介されていた。

男性は産経新聞の取材に「信頼関係を築けない方からの取材は受けられない」として、アドバイザーに関する質問に応じなかった。

「修学旅行ナビ」に登録されているアドバイザーを巡っては、8年4月の県議会総務企画委員会で自民党会派の委員が、転覆した2隻を運航する反対協の関係者がアドバイザーとして登録されているかと質問したのに対し、県観光振興課は「ヘリ基地反対協議会の肩書で関係者がアドバイザーに登録していることはない」と回答していた。

「適当と認めたわけで登録している」

この件について、玉城デニー知事(当時)は4月30日、「適当と認めたわけで登録している」との考えを示した。

玉城氏は同日開かれた定例記者会見で、平和学習の政治的中立性の観点から見解を問われ、「どのような学習を選択し実施するかは、実施主体である各学校が判断するものだ」と述べた。その上で「常に公平・公正な視点で講話できる方、学校側との事前の打ち合わせの内容に沿った講話ができる方などを本人の(登録)申請から確認しており、適当と認めたわけで登録している」と強調した。