社員と家族を第一に考える原点

直近2025年度の売り上げは、24億5000万円。利益率も改善しコロナ特需のころを上回っている。

話を聞く限り、順調なキャリアに見えるものの、熊谷さんは首を振る。「いや、ずっと足掻き続けているんです」と。

「社長になる前は、会社の理想とするところに時間をかけて近づいていくと思っていたのですが、美しい成長の飽和曲線なんてなくて、日々、右往左往して、近づいたり離れたりを繰り返してきた。でも今は、前よりは近づいているという思いはありますね」

熊谷さんの根っこにある思い、それはあくまで「経営の目的は、社員とその家族の生活の安定と向上」だ。

そこに一切の揺らぎがないのは、高校生の時に目の前で繰り広げられた、逃れようのない“悪夢”があった。

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