JAはなぜ、信用・共済事業を行っているのか

JA農協は相互扶助を掲げた組合員農家のための組織(※1)だ。

JAグループのHP、「JA(農業協同組合)とは」のなかには、「自然相手の産業である農業では、経営が不安定になることもありますが、信用事業や共済事業があることで、経営を安定させ、さらなる経営発展の手助けをすることもできます」とある。

一般の銀行には厳格に禁じられている金融と他事業の兼業(※2)が、協同組合の中でもJA農協に認められているは、戦後の食糧難時代、消費者への配給のために農協に集荷させたコメを政府が買い上げるとき、金融機能を持つ農協を通じて生産者にコメ代金を支払うことが好都合だったという特殊で歴史的な事情からである。