中国のベンチャー企業に世界のAI開発者は驚愕

中国発の生成AI、DeepSeekの衝撃が凄まじい。米中のAI開発競争が激化することは必至で、日本はすっかり取り残されてしまった。

2025年1月20日、中国のAIベンチャーであるDeepSeekが「DeepSeek-R1」の正式版をリリースした。同社のルーツは、梁文鋒リャンウェンフン氏が立ち上げたヘッジファンド「ハイフライヤー」。ハイフライヤーはAIを活用して投資をするファンドであり、ファンド運用のためのAI技術開発部門が、のちにDeepSeekになった。

中国AIベンチャーDeepSeek創業者、梁文鋒氏。
中国AIベンチャーDeepSeek創業者、梁文鋒氏。

世界のAI開発者を驚かせたのは、「DeepSeek-R1」の開発コストだ。AIモデルの開発には、通常、最先端のCPU(中央演算処理装置)とGPU(画像処理装置)を大量に用意してAIのトレーニングを行う。実際、アメリカ企業はエヌビディアの高性能チップ「H100」を10万基単位で購入して開発環境を整えている。

(構成=村上 敬 写真=AFLO)
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