原発事故に対応できる組織がいまだに存在しない
2024年11月15日、東北電力の女川原子力発電所2号機が発電を再開。一抹の不安はあるが、今回の再稼働は評価したい。ただし、条件付きだ。
女川原発2号機は、定期検査後の原子炉起動作業中に東日本大震災が発生したことから、先日まで冷温停止していた。同じ太平洋岸に立つ、東京電力の福島第一原発は、地震で外部電源が壊れて非常用発電に切り替えたが、水冷式のディーゼル発電機が地下にあり、津波で水没、事故につながった。一方、女川にも最大約13メートルの津波がやってきたが、女川原発の外部電源は無事であり、海抜13.8メートルの土地に立っていたことから津波での水没も辛うじて免れた。
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