身寄りのない人が病院や施設で亡くなったとき、費用は誰が払うのか。遺体は誰が引き取るのか。「老後ひとり難民」の実態を専門家に聞いた──。
貯金1200万円があるのに生活保護を申請したワケ
都内在住82歳の男性Aさんは、2年前に妻を亡くした。妻は晩年、介護が必要な身体になっており、亡くなるまでの数年、介護保険サービスを受けながら自宅で過ごしていた。介護保険サービスの手が届かない、日常の細々したことはAさんが支えた。
当時、Aさんの妻を担当していたケアマネジャーはこう話す。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント


