保険料引き下げの潜在要求が鬱積

40代は大手生保の大きな保険に入っていて、10年目といった更新時期を迎える人が多い世代である。保障部分と貯蓄分を自由に設計できる「アカウント型」に加入しているケースが多く、更新を迎えると、保険料が大幅に上昇する例も珍しいことではない。

実際に「子供が小さく、まだ大きな保障が必要なのだが、十分な保障を確保しようと思えば保険料が高くなるし、保険料を抑えると保障が足りなくなる」という相談が多い。これは加入時に、「いくらまでなら払えるか」といった保険料先行でプランニングされていることに原因がある。これでは更新を迎えると保険料が上がり、払える保険料の範囲を超えてしまう。