格闘技のトレーニングは未来をつくる時間

8年前、父がゴルフのラウンド中に心筋梗塞で倒れ、そのまま逝ってしまいました。死亡診断をした医師には、「御父様はだいぶ不摂生をされていたようです。あなたも気をつけたほうがいいでしょう」と伝えられました。振り返ると社会人になってから、運動らしい運動もしていない。父の死をきっかけにトレーニングを始めました。

ジム通いを続けられるか不安だったので、最初はパーソナルトレーニングのコーチに自宅に来てもらいました。「HIIT」という負荷の高い運動と休憩を短時間に繰り返す高強度インターバルトレーニングで、週2回のペースで継続しています。そのコーチが総合格闘技をやっていて「西さんに向いていると思う」と勧めてくれました。

もともと格闘技には関心がありライジンやUFC、ONEの試合は見ていました。総合格闘技はストライキング(立ち技打撃)、レスリング(組み技)、グラップリング(寝技・関節技・絞め技)から成りますが、私は蹴り重視の南米系スタイルが好き。立ち技一辺倒ではタックルで倒されるので、それに備えて柔術もやることにしました。

(構成=渡辺一朗 撮影=宇佐美雅浩)
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