ピックルボールで投資家たちと情報交換
ピックルボールをご存じですか?
テニスと卓球とバドミントンを融合したようなスポーツで、穴のあいたプラスチックのボールを、パドルと呼ばれるラケットで打ち合います。ボールもパドルも軽いのでそれほどスピードは出ませんし、万一ボールが当たってもそこまで痛くありません。
私が初めてこのスポーツを知ったのは、マーケティング部門の責任者として米国西海岸に出張を繰り返していた10年ほど前でした。テニスコート3分の1ほどのスペースで、老若男女が楽しそうにプレーしている光景があちこちにありました。「楽しそうだな」と眺めていたのですが、やがてシリコンバレーのビジネスパーソンの間でもブームに火がついたのです。
あるとき、ズーグラー(グーグル出身の起業家)などに出資している、私たちもお付き合いのある投資家の方が、「ピックルボールはこれから爆発的に普及します。ロサンゼルス五輪の競技種目になるかもしれない。齊藤さんもやりましょう!」と、パドルとボールをプレゼントしてくれました。結局五輪の競技選考からは外れてしまいましたが、実際にやってみるとハマりました。
米国では競技人口が約1360万人で、プロリーグも盛り上がっています。プロ選手の打球は速くテクニックも華麗ですが、素人は素人なりに楽しめるのがこのスポーツのいいところ。シリコンバレーではあちこちの公園に自由に使えるコートがあって、投資家がプレーしながら情報交換をしたり、起業家とベンチャーキャピタリストが知り合ったりする場にもなっていました。
それ以来、私は道具一式を日本に持ち帰り、妻と二人でピックルボールをやるようになりました。日曜の朝、天気がよければ散歩やジョギングをするのですが、そのときにボールとパドルを持っていきます。そして、公園などに舗装されたほどよいスペースを見つけて、打ち合うのです。
ネットもラインもありませんし、得点を競うわけでもありません。遊びでやるバドミントンのように、何回ラリーが続けられるかに挑戦するような楽しみ方です。それでも夢中でボールを追っているとストレスを忘れ、心地よい汗をかいてリラックスできます。30分〜1時間ほど楽しみ、近所のカフェでブランチを食べて帰るのが、最近のルーティンになっています。
AIの利用技術と人間力で企業価値を高める
社長として、特に最初の1年はアグレッシブに動こうと決めていました。意図的に出張を増やし、国内外のお客様や当社の事業拠点を訪ねて直接対話する機会を多く持つようにしました。先月はロンドン、昨日は札幌、明日からは名古屋、再来週はベトナム、再来月はシリコンバレーに出張です。当社が未来に向けて進む方向性を定めた「Vision2030」のセカンドステージが24年から始まりました。ICTの会社がこんなことを言ってはなんですが、組織全体に方針を浸透させトップの思いを伝えるには、膝を突き合わせて話し合うのがいいのです。
春になったら一段落し、少し余裕ができるかもしれません。そうしたら、職場の仲間とピックルボールで汗を流すような活動も始めてみたい。最近、会社近くの有明に、真新しいピックルボールのコートを見つけました。チームの絆を深めるには、もってこいの機会になると思います。
私たちの使命は、ICTで社会課題を解決することです。高齢化や人手不足、地方の衰退など日本が抱える問題の多くは、ICTで解決できるはずです。プラント設備ではドローンや画像解析技術で老朽化した箇所を調査し、商業施設では電子値札での価格変更やAIで自動発注を行い、金融ではQRコード決済のゲートウェイに当社グループのシステムが広く活用されています。
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