新NISAは自分年金づくりの制度である

新NISAの最大のメリットは非課税である。
運用益や配当金に税金がかからないため、複利効果を最大限活用できる。
その意味で、新NISAは単なる投資制度ではない。
老後のための自分年金づくりの制度である。

毎年のボーナスを何となく使ってしまう、または普通預金に貯めておくのではなく、年間150万円を投資し、10年間積み立てる。そして老後は20年間かけて計画的に取り崩す。

その結果、年率7%という保守的な前提でも年間約188万円、過去100年の平均実績である11.26%を前提とすれば年間約306万円の自分年金を受け取れる試算となる。

通帳を見て笑顔の男性
写真=iStock.com/pain au chocolat
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60歳以降のマネープランで多くの人が陥るのが、「まとまったお金を手にしたら全額を定期預金に移す」という発想だ。しかしそれでは、インフレに資産が負け続けることになる。

今回の試算では、60歳以降も残りの資産をS&P500で運用し続けながら、毎年180万円(月15万円相当)を取り崩すという「定率取り崩し+継続運用」の戦略を採った。ひとつの参考にしてほしい。

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