多量のタスクを悩みなく進めるにはどうすればいいか。UkiUki製作所代表の田村悠揮さんは「ビジネスでは5W1Hや3C分析といったフレームワークがあるが、僕が行き着いたのは最もシンプルな2つの○だ。はじめて取り組む仕事でも、迷わず思考の取っ掛かりをつかめる」という――。

※本稿は、田村悠揮『考えてるつもりがなくなる。』(かんき出版)の一部を再編集したものです。

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「ルール」が思考をガイドしてくれる

日々の仕事で無意識に使っている「ルール」は、意外とたくさんあります。身近な例で言えば、会社で使う日報や報告書のフォーマットも、立派なルールの一つです。

「日報なんて面倒だ」と思うかもしれませんが、もしフォーマットが一切なく、真っ白な紙を渡されて「今日一日のことを分かりやすく整理して書いて」と言われたらどうでしょうか。

「何から書くべきか。どう構成するべきか……」

と、おそらく内容の前に「書き方」を考えて疲れてしまうはずです。

でも、「業務内容」「成果」「課題」といった項目が決まっていれば、それに沿って記入するだけで済みます。「どの項目で書いたらいいか」と迷うことがないのは、フォーマットという「ルール」があなたの思考をガイドしてくれているからです。

ビジネスでよく使われる「5W1H」も同じです。「いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)……」という項目を埋めるだけで、複雑な状況もスッキリ整理できます。これらビジネスのフレームワークの正体はすべて、思考を迷わせないための「ルール」に過ぎません。