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オーディエンスデータを集める方法

Webサイト上で自分がほしかった車や商品など、サイトと別のジャンルの広告が出てくることもある。これは、あなたがその広告のターゲットとしてふさわしいと判断されている証拠。その判断の根拠となった、あなたのネットでの行動履歴に関するデータを「オーディエンスデータ」と呼ぶ。

なお、このデータはcookieなど、個人を特定しにくい方法で収集される。いわゆる「ビッグデータ」の1つだ。

このような広告手法は、消費者との継続的な関係づくりを重視する消費財メーカーや、商材ごとに異なるターゲットが存在するメーカーにとって特に有効であるとされている。しかし、その製品の情報を積極的に探していたユーザーとは違い、オーディエンスデータの分析によって広告のターゲットになったユーザーは、今すぐに購入ニーズがあるとは限らない。したがって、「見込み客を育成していくという観点での新しいコミュニケーション戦略が必要になる」(ネット広告大手・アイレップ広報担当者)。

(ライヴ・アート=図版作成)
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