大手全社が販売する淹れたてコーヒー。今年1月、セブン-イレブンが最後に参入し、カフェチェーンを凌ぐ勢いで伸びているという。なぜ注力するのか。「売り上げ以外の目的」を明らかにする。

購入客の9割がカード会員

コンビニの女性客比率は約40%。化粧品を強化し、ヘルシーな惣菜やサラダを増やし、デザート類の充実を図ってきた地道な企業努力の賜物だが、この流れにさらに弾みをつけたいと、各社はこぞって女性客を意識したコーヒーメニューを打ち出している。

「MACHI cafe」を統括するローソンのまちかど厨房部部長・吉澤明男氏は言う。