本連載では、“伝説のトップコンサルタント”堀紘一氏に、メルマガ編集チームがまとめたリーダーたちの悩みをぶつけ、ズバッと斬っていただきます。(2024年5月27日レター)

――アメリカの巨大IT企業、オラクル、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)、マイクロソフト、グーグルが相次いで日本においてデータセンターを拡充すると発表しました。4社合計の対日投資額は今後数年間で4兆円超とされています。日本の関連業界にどんな波及効果が起きるのでしょうか。

【堀】数年後に日本のマーケットがどのようになっているのか、まったく予測がつきません。しかし投資する側の算段としては、日本の勤勉な人材と、ビジネスを成功させたいという欲求の強さを考慮すれば、投資総額4兆円のうち1兆円ほどは20兆円になって返ってくる可能性があるという判断があるのではないでしょうか。期待感があるからこそ、彼らはリスクマネーを投じるのだと思います。

(構成=今井道子)