相手の心をつかむ人は何を心がけているか。営業コンサルタントの菊原智明さんは「稼げる営業はハガキやお札状などのアナログツールを上手く利用し相手の心をつかんでいる。そこからさらに営業成績を大きく上げる人は、相手のために書いたと伝わるエピソードを一言添えている」という――。

※本稿は、菊原智明『決定版 「稼げる営業」と「ダメ営業」の習慣』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。

はがきを書いている女性
写真=iStock.com/hedidwhat
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アナログを利用すれば目立つ

稼げる営業は汚い字のハガキを送り、
ダメ営業はきれいなハガキを送る。

今はデジタルツール全盛の時代です。いろいろな世代がメールやSNSを使ってコミュニケーションを取っています。

その反対にアナログツールを使う人が減ってきています。

ということは裏を返せば「利用すれば目立つ」とも言えます。

稼げる営業はアナログツールを上手く利用しています。ただハガキを送るだけではなく、ひと工夫をすることで効果を最大限に高めているのです。

以前、交流会に参加し、いろいろな人と名刺交換させて頂いたのです。

後日、その中の一人のAさんからハガキを頂きました。

そのハガキを見ると墨文字で書かれていて、きれいで芸術的です。交流会で会った後にメールを送ってくれる人はいても、ハガキを送ってくれる人はあまりいません。嬉しかったものの何か物足りなさを感じました。

その翌日、Bさんからハガキが届きました。

先ほどのAさんのように芸術的ではなく、ボールペンで普通に書かれたものです。

また書かれていた字も決してうまいとは言えませんが、とても印象に残りました。

実は交流会では、Bさんはあまり印象に残らない方でした。

しかし、Bさんからハガキをもらった時点で一番印象的な人に変わったのです。