面識のない相手にアプローチして、返信をもらうにはどんなメールを送るといいか。営業コンサルタントの菊原智明さんは「稼げる営業は、メールを送るたびに人柄がにじみ出るような一文を入れて、お客様との距離感を縮めている。『この営業はいいかも』と印象付けるためには、クセのあるメールを送ることだ」という――。

※本稿は、菊原智明『決定版 「稼げる営業」と「ダメ営業」の習慣』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。

ノートパソコンと笑顔のカード
写真=iStock.com/Iuliia Pilipeichenko
※写真はイメージです

ダメ営業の「売込みの一括送信メール」はバレる

稼げる営業はクセのあるメールを送り、
ダメ営業はメールのテンプレートを使う。

営業で結果を出すために「新規の見込み客」を探す必要があります。

今の時代「じゃあ飛び込みでもやってみようか」と思う人はかなり少ないでしょう。

多くの営業がそんなことをしてもデメリットしかないと体感しているのです。

訪問営業や電話営業がしづらくなるなかで、その代わりにメールやウェブサイトのフォームを利用した営業活動が増えています。

ただせっかく送っても、開封されることなく削除されることも少なくありません。訪問や電話に比べればメールでのお客様のアプローチするのは圧倒的に楽です。

だからと言って何百通メールを送っても反応なしでは、続ける気がしなくなります。

稼げる営業は普通にメールを送るのではなくクセのあるメールを送ります。

ちょっとした一文を見て「この営業はいいかも」と印象付けます。

メールを送るたびにお客様との距離感を縮め、そして信頼関係を築いているのです。

その一方、ダメ営業はメールのノウハウ本を読んでテンプレート通りに送ります。

当たり障りのないメールを送り、星の数ほど送られてくるメールにあっという間に埋もれてしまいます。たいていは次のような内容のものです。

件名【御社へのご提案の件です】

営業サポート・コンサルティング株式会社御中

お世話になります。

株式会社○○の山田翔平と申します。

本文……

一見、何も問題が無いように見えるかもしれません。

しかしこのようなメールを見たお客様は「あぁ、売込みの一括送信メールかぁ」といった印象を受けます。これではせっかくの文章も読んでもらえなくなるのです。