本連載では、“伝説のトップコンサルタント”堀紘一氏に、メルマガ編集チームがまとめたリーダーたちの悩みをぶつけ、ズバッと斬っていただきます。(2023年8月28日レター)

――OECDが毎年加盟諸国の教育事情を測定するため、「読解力」「数学的応用力」「科学的応用力」に関する学習到達度調査を実施しています。2025年には初めて「英語力」についても調査するとのことですが、日本の文部科学省は参加しないと回答しているとのこと。グローバル化が進み、英語教育の必要性が増す中で、遅れている日本の英語教育を変えるにはどうすればよいと思われますか。

【堀】日本の英語教育を変えるにはどうすればよいか。この問題の本質を捉えるために、少し違う角度から話し始めたいと思います。

(構成=今井道子)