中学受験で子供を合格に導ける親は何が違うのか。仕事や家事の傍ら、机に向かう子供をサポートする親も不安や葛藤を抱えている。セルフマネジメントプログラムの講師・園田恭子さんは「子供の成績が不調な時、親も感情を揺さぶられるが、その際、どんな対処や声がけをできるかで親子関係や家庭内の雰囲気はがらりと変わる」という――。
Transformのエグゼクティブ・アドバイザー園田恭子さん
撮影=堀隆弘
Transformのエグゼクティブ・アドバイザー園田恭子さん

わが子を合格に導ける親の「頭の中」

中学受験で合格めざして頑張る子は、いわば試練に立ち向かう勇者だ。その志と努力は見上げたものだが、それを支える親もまた立派。とりわけ縁の下の力持ちの役を担うことが多い母親の働きは称賛に価する。

何せ、母親は受験本番までのプロセスで多かれ少なかれこんな感情を抱くことになるのだから。

・わが子の成績が伸びない(塾の他の子は伸びているのに)
・子供がやる気を見せない(時間はあまり残されてないのに)
・これではろくな学校に受からない(塾費をかけているのに)。
・夫は丸投げ(私は塾送迎、栄養管理、勉強支援などフル回転なのに)

焦り・恐れ・不安・怒り・無力感……。とにかく心が忙しく、休まる日がない。仕事や家事もあり、たまりにたまったネガティブな要素が「爆発」。最悪の場合、受験勉強がとん挫し、全落ちする残念なケースもある。

「大人(母親)は自身の経験や見聞きしたことから、今の子供の行動がどんな未来(結果)につながるのかおおよそ想像できます。でも、子供はそうした見通しがあまりできません。そのギャップが親の焦りや不安、怒りにつながってしまうのでしょう。これは無理もありません」

こう語るのは、ビジネスパーソンの向けのプログラムやコーチングをしている園田恭子さん。東京に拠点があるTransformでエグゼクティブ・アドバイザーとしても活動している。

Transformは、経営学者ピーター・F・ドラッカーの「自分をマネジメントできなければ人をマネジメントすることなどできない」という思想をベースに、企業のリーダーなどにセルフマネジメントのスキルを伝授している会社だ。

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プレジデント社では3月7日(土)に中学受験生のお母さんに向けて<感情マネジメント講座>を実施します。子供が意欲的に勉強に取り組む、親の言動とは――。
記事に登場した園田恭子さんも講師として登壇します。
詳細は下記をご参照ください。
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