圧倒的な劣勢のなかで、幸村は徳川方の最大の弱点を的確に捉え、それを衝くことに集中した。
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『真田幸村』(文藝春秋)
- 著者 柴田 錬三郎
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作家、経済評論家1936年、京都府生まれ。京都大学文学部卒。東急エージェンシー関西支社長等を経て、84年に独立し『冬の火花』で作家としてデビュー。『冬の時代の管理職』『人材殺しの時代』『エリート冬の時代』など著書多数。<この著者の他の記事> リーダーの器が優秀な参謀をつくる