部下に誇りを持ってもらうために、そして成果をあげてもらうために、リーダーは何をすべきか。人がついていくリーダーが必ず語っていることに、そのヒントがあります。(2024年2月19日レター)
TOTOには、経営理念やDNAを社内に浸透させる研修プログラムはありません。なぜならば、理念はリーダーが常に語り、行動で示すものだからです。
創立者が遺し、社長から社長へ語りつがれたスピリットに、「どうしても親切が第一」という言葉があります。経営者はこの言葉を胸に刻み、率先して汗をかいて「親切が第一」を体現します。経営者やリーダーが背中を見せることこそが大事なのです。ですから、社員には、「経営陣がこれを体現して行動しているかどうかを見ていてくれ。もし違っているところがあったら、批判してくれ」と伝えています。
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(構成=今井道子)

